虫プロダクションが制作したアニメランキング!手塚治虫氏の底力

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1961年、漫画の神様である手塚治虫により作られた手塚治虫プロダクション動画部が虫プロダクションとして改名されたのが1962年。 そこからいくつもの作品を世に送り出した虫プロですが1973年には経営難のために倒産。 倒産後に虫プロに所属していたアニメーター達は独自の会社を興し、そのほとんどが現在大手として日本アニメ界に君臨する会社となっています。 そんな歴史的なアニメ制作会社である虫プロ作品をここでは紹介します。

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あしたのジョー

あしたのジョー

どうしようもない不良であった矢吹丈がトレーナー丹下段平とボクシングに出会い、変わっていく姿を描くアニメ「あしたのジョー」。

スポ根アニメの代表的作品である本作はジョーの終生のライバルとして描かれる力石徹がいてこそ輝く作品であります。

1970年制作ということもあり全体的な古さは否めませんが、むしろ劇画調の作風がワイルドな雰囲気とかなりマッチしており、小綺麗な作画では迫力が出ないとまで思えるほどです。

ジョーや力石の熱い生き様、ボクシングに賭ける情熱は40年と時を経た今でも色褪せない不屈の名作と言えるでしょう。

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鉄腕アトム

鉄腕アトム

1963年放送開始。ご存知、漫画の神様と呼ばれた手塚治虫の漫画を原作とし、日本で初めて週1放送、30分枠で制作されたTVアニメ「鉄腕アトム」。

天馬博士が造ったロボットのアトムがその10万馬力のパワーや飛行能力を活かして人々のために活動する物語です。

もちろんモノクロ作品であり、動きも滑らかとは言い難いですが当時の技術で、しかも週1放送でここまでやれたのは凄いことです。

手塚治虫が憧れたディズニー社のフル・アニメーションは週1放送では到底ムリと言う事でリミテッド・アニメーションとして作られた「鉄腕アトム」ですが、このスタイルが今に続くジャパニメーションの源流ともなっています。

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リボンの騎士

リボンの騎士

女の子でありながら男の子と女の子の心を持って生まれたサファイア。王家に生まれたサファイアは王位継承権のために男児として育てられることになり…。

今で言う「ボクっ娘」である王子サファイアが活躍するアニメ「リボンの騎士」は元は手塚治虫の少女漫画でしたがアニメは男女ともに楽しめる作品としてアレンジされました。

ファンタジックな世界観ですが政略劇などが描かれる本作は割とシリアスな展開も多いので見応えのある作品となっています。

この作品の口コミpickup

女の子の気持ちを隠しながら王子として立ち居振る舞い言葉遣いも男子らしく教育され逞しく育っていく。 陰謀を図る宮殿の執事たちにも屈せず気丈に戦い続ける。 しかし、年頃を迎え隣国の王子フランシスに恋心を抱いてしまう。 それはサファイアだけでなくフランシスも同じであった。 時にドレスを纏い女性らしく振る舞うこともあったが、あくまでも内密。執事たちに暴露てしまったら謀略の暴走を許してしまうことになる。 しかし、サファイアはいつも毅然と彼らに立ち向かっていた。 切なくもあり、サファイアの勇気に感動する素晴らしい作品でした。

採算的には微妙な作品が多かったために倒産する羽目になった虫プロダクション。 クリエイター気質で利益よりも作品の質を重視した手塚治虫らしいエピソードですが、そのような土壌があったからこそ後に名を馳せるアニメーターが育ったとも言えます。 システム的な面でも人間的な面でも、日本アニメ界に残した影響は計り知れないほど大きい虫プロダクションでした。

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