内容が重いアニメ達。名作揃いの重厚な作品たち

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ある意味では非常に考えさせられるアニメとも言える内容が重いアニメ。 当人たちがどう頑張ってもどうにもならない問題や人間関係…そして人の生き死にを描きます。 その展開から熱烈なファンに支持される作品も多い、そんな重いアニメです。

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最終兵器彼女

最終兵器彼女

日本の最先端技術で兵器に改造され、戦争の道具として使われる少女ちせの姿を描いたアニメ「最終兵器彼女」。

ちせとシュウジの恋愛が物語の根幹にあるのですが、究極の兵器として戦争に使われるちせは人間としてどんどん壊れていき…という、もう物凄い重い展開です。

戦争物語なので知人はどんどん死んでいきますし、どうしようもない状態に陥っていくのでどんどん気が滅入っていきます。

所々で説明があまりないので何が起きているのかわからない場面もあるのですが、それが逆に戦争状態という異様な世界観を表しているのかな、という感じもします。

悲劇のヒロインである少女ちせを演じた折笠富美子さんの演技の上手さが光るアニメです。

この作品の口コミpickup

恋人が最終兵器になる、というとんでもないモノローグで始まります。 凄い発想ですね。 舞台は近未来風の日本ですが、何やら戦争が起きてるようです。 そのため彼女は最終兵器となりました。 人間であり兵器であり、そのへんの構造はボカされておりSFチックなのですが 少女が変形し異形の姿となる様は、近年のブームを先取りしていたと言えます。 また、谷戸由李亜さんの歌う主題歌が素晴らしく胸を打つ出来で、これも是非聞いて欲しい名曲です。

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無限のリヴァイアス

無限のリヴァイアス

2225年、未来の宇宙を舞台にしたアニメ「無限のリヴァイアス」。

極限状態に置かれたら人間はどうってしまうのか?という世界を描いたパニックモノという感じの作品です。

とある事故から「黒のリヴァイアス」という外洋型航宙可潜艦に逃げ込んだ少年少女達が何故かテロリスト扱いされて大人達から攻撃を受け、それから逃げるために戦う…というアニメ。

艦の指揮権や食料を巡っての争いや命令する側とされる側の対立など、物語はどんどん人間の本性というか、見たくない部分が曝け出されていきます。

様々なキャラクターが登場するので誰か1人には感情移入して観られるアニメとなっていますが、やはりその展開はかなり陰鬱です。

この作品の口コミpickup

小さい頃に見ていたアニメですが、今思えば、なかなかハードな内容のアニメです。宇宙に放り出された宇宙船の中には、大人のいない少年少女が数百人……。 完全に無法地帯で、ただでさえ生死の危うい彼らが、様々な状況を前に極限の状態へと追い込まれていく。まるで小さな社会の縮図のように、船内の人間の 力関係が変わっていき、またとんでもない人間の本性がむき出しになる。印象的なのは主人公が宇宙船を操る技能などなく、強くもない、けれども状況判断には 優れていて、臨機応変に相手に対し対応していく、妙な逞しさがあること。また、数多くのキャラクターの人間模様を見るのも楽しい。

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火垂るの墓

火垂るの墓

太平洋戦争末期の神戸を舞台にしたジブリアニメ「火垂るの墓」。

共に住む母親が空襲で亡くなったために親戚の家に居候するも、配給は滞りがちになり、居心地の悪さから2人は家を出る、という物語。

史実の戦争を舞台にした作品だけあり、焼け出された人々などその悲壮な描写はリアリティに溢れていますが、物語の主役となる清太と妹の節子を取り巻く環境は更に悲惨です。

ただ、このアニメが特別なだけでなく、このような風景が70年前の今はきっと当たり前のようだった、と考えると…なんだかやりきれないです。

日本人の心に刺さるアニメと言えますが、きっと日本人以外の人が観ても感想はそう変わらないアニメでしょう。

…重く悲惨なこのアニメを映画館では「となりのトトロ」と同時上映で流した、という事実がとても信じられません。

やはり戦争系と言うか、人の死を扱った作品が多い重いアニメ。 人が死ぬ姿を描けば内容は重くなる、と言うと単純にそういうわけでもなく、そこに至るまでには感情移入させられるだけの綿密なシナリオとリアリティが必要です。 ここで紹介したアニメはそこまでのプロセスが上手くできたアニメと言えるのではないでしょか。

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