中世が舞台のアニメランキング!名作揃いの荘厳な作品たち

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日本史で言うと平安時代末期~戦後国時代の終わり頃までを、西洋史で言うと西ローマ帝国の滅亡~ルネサンス期直前あたりを中世と呼びます。 未発達な文化や技術、またその価値観は現代とは全く異なっており、アニメなどで描かれる際もそこを注目してみると面白い、そんな中世を舞台としたアニメをここでは紹介します。

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もののけ姫

もののけ姫

宮﨑駿監督作品、スタジオジブリの大ヒット作品である劇場版アニメ「もののけ姫」

蝦夷一族の末裔、アシタカがその腕に受けた呪いを解くために旅をし、旅先で出会うタタラ場のエボシや山に住むもののけ姫との出会いを描きます。

明国(今の中国)から伝わった石火矢や失墜した朝廷の権威などから時代設定は室町時代の中~後期と言われています。


圧倒的に動くアニメーションと壮大な音楽、そして主題歌「もののけ姫」が中世日本を描いた本作の雰囲気を素晴らしく盛り上げます。

物語の最大のテーマは自然と人間の共存。中世以降、人間は山や森を切り拓きどんどん便利な世の中にしていきますが、山の神々や動物は当然それに対立します。

文明の象徴でもあるタタラ場を仕切るエボシ。自然の象徴である森に住むもののけ姫。2人はお互いの命を狙い合う関係にあり、その対決の行く末も注目の1つです。

この作品の口コミpickup

自然と人間が共存していくということを深く考えさせられる一作です。物語の流れに沿ってただ何となく見ていても大きな衝撃を受ける作品ですが、獣に育てられた主人公の女の子がだんだんと人間らしい表情や感情を出していく姿に注目してみるのも面白いです。小さなお子様にはあまり意味が分かりにくいかもしれないが、小学校高学年ぐらいになれば何となく意味が理解できるだろうなと思います。一度子供のころに見て、大きくなってもう一度見直すことでまた心に受ける衝撃が違うので、年月をかけて楽しんでほしいと思います。

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ノートルダムの鐘

ノートルダムの鐘

15世紀末のパリ、ノートルダム大聖堂を舞台に美しいアニメーションとシリアスな物語を楽しめるディズニーアニメ「ノートルダムの鐘」


お姫様とイケメン王子様が大冒険…といった、いわゆる明るく楽しい「ディズニーらしい作品」ではないです。

綺麗なお嬢さんも美形男子も出て来ますが飽くまで主人公は醜く惨めな存在であるカジモド。

ユーモラスな演出などもありますが、主人公が醜男という事もあり中世のイメージとその暗い世界観がディズニー作品としては間違いなく異端。

興行的にもヒットしたとは言い難い「ノートルダムの鐘」ですが、その質は素晴らしく間違いなく名作と言えます。

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へうげもの

へうげもの

戦国時代を舞台に、数奇者と呼ばれた古田織部を描いたNHKアニメ「へうげもの」

戦国期が舞台ではありますが、大名が国盗りに火花を散らす派手な合戦がメインではなくその時代の文化面を描いた作品となっています。

武将としての出世と骨董や茶道を極めるためにマニアっぷりを発揮する男、古田織部と千利休、織田信長との関係など見どころはたくさんあります。

物語としても面白いですが、当時の歴史を勉強する上でも面白い「へうげもの」でした。

この作品の口コミpickup

戦国時代、織田信長、秀吉に仕えた古田織部を、茶道の観点から、面白おかしく描かれていてとっても楽しいアニメだと思います。ユーモアの中に茶道の奥深さや戦国武将の生きざまなども忠実に描かれているので歴史の勉強にもなると思います。特に茶道の道を極めんと自分の命をかけて茶道にまい進する姿は、今の自分に置き換えて、自分の信念の持てる仕事を自信を持ってやってるのかと、心の奥に突き刺さるところもあります。アニメの中で、織田信長の豪快さはやっぱし好きです。それに比べて豊臣秀吉は、個人的意見ですが、あまり好きではないです。どのアニメでもそうですが、やはりねっちこいところが、気に食わないのだと思います。アニメの千利休は、ストイックさが出てて、とても凄味があります。ある意味凄いですが、対象的にユーモアと人情味がある織部がとても良く描かれてるアニメだと思います。

ここで紹介した作品は当時の世界観や文化、出来事を学ぶ上でちょっとだけ役立つアニメ、といった感じでしょうか? もちろん真面目に教科書を読んだ方が勉強にはなりますが、想像力を働かせるために映像面でフォローするとその勉強も楽しくなるかもしれない、そんな中世を描いたアニメでした。

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