声優の台本ってどんなことが書いてあるの?セリフからSE、アドリブまで

アニメに合わせて声を変える声優さん。 様々な台詞がある中で、どんなことが書いてあるのか気になりますよね? そんな台本をご紹介していきます。

1.セリフ

こちらはアニメ「機動戦士ガンダム」の台本です。

キャラクター名の下に「」で括ってあるのがそのキャラクターのセリフです。
「・・・・」のように空白の部分はアニメの動きに合わせて喋るんですね。
キャラクターの口の動きに合わせて喋らなければならないので、早さや間というのはとても重要になってきます。

2.SE

こちらは「ナルティメット」シリーズのゲーム台本です。

このような場合には効果音などのSEも記載されており、動きによってはセリフがないものもあります。

ただ、それぞれが一言なので抑揚に気をつけることで、長文よりは喋りやすくなります。

3.アニメ内の動き

こちらは「涼宮ハルヒの憂鬱」の台本です。
どの台本も共通して言えることですが、台本上部、セリフの上にはアニメ内の動きが記載されています。

これを見ることでどの動作時に何のセリフがくるかが分かるのです。

「右の図を指して」のように、動きながら喋る場合も分かりやすく記載してあります。

4.声優さんのメモ書き

こちらは「STREET FIGHTER IV」の台本です。
パッと見てすぐ分かる通り、沢山のメモが書き加えられています。
台本丈夫にはタイムスケジュール、名前にマーカー、重要ポイントに印等を施しています。

赤い曲線はイントネーションや抑揚を表しており、喋るにあたって大事なポイントです。

ただ見て読むだけではなく、沢山の記入・修正があって初めて完成へと近づくのです。

5.アドリブポイント

これは有名な「ルパン三世」の銭形警部の台本です。
他のキャラクター全員の名前も記入されていますが、全ての流れを把握するためにも記載されています。

見て分かる通り、「アドリブ」と、何とも分かりやすくメモ書きされています。

アニメを見て、それに合わせて声優さんが喋った際に「こうした方が良いだろう」という案が盛り込まれています。
アドリブで自然な言葉が出てくるのはプロならではですね。

今回、上記5つの点を挙げましたが、声優というのは裏で地道に沢山の努力をしていることが分かって頂けたかと思います。
何気なく30分や1時間見ているアニメですが、その30分の声を撮るのも大変な作業なのです。

台本に記載されているのは一部でしかなく、撮っている際の修正等は記入せずその場で直すことも多々あります。

台本を作る上で大事なのは、「いかに細かく」「いかに丁寧に」ということが大切になってくるでしょう。

エムキャス