暗殺教室の魅力は何なの?大人気作品となっている理由とは

週刊少年ジャンプで連載中の原作漫画の人気っぷりから火が付きその勢いのままOVA化、TVアニメ化、更には実写映画化とトントン拍子にメディアミックスしてきた「暗殺教室」。 一見するとイロモノなこの作品がここでまで大躍進した原因は何なのか?「暗殺教室」の魅力についてまとめました。

「暗殺教室」の基本的なお話

突如やって現れたタコ風の謎の生物。
この生物は月を一瞬にして三日月状にしてしまうなど常人離れした能力を持っており、1年後には地球をも爆破すると宣言。

世界中のあらゆる軍隊の力を持ってしても倒せないその生物は恐ろしい力があるにも関わらずなぜか椚ヶ丘中学校、3年E組の先生になることを望んでおり…?

そこで名付けられたのが殺せない先生だから「殺せんせー」。
殺せんせーを倒し地球を守る、という大命を背負わされた椚ヶ丘中学校3年E組生徒たちの奮闘っぷりが物語の骨子のコメディ作品です。

魅力その1:シュールなキャラクター、殺せんせー

うねうねと動く触手を何本も持ち、マッハ20で動く怪物的存在の殺せんせー。

とにかく速いのであらゆる攻撃が当たらない。
通常兵器では傷つけられない身体をしており、殺せんせーを倒すためだけに生成された物質でのみダメージを与えられる事が判明しています。

これだけ見るとただの愉快犯の怪物ですが、実は教師としてはすごく優秀。

3年E組の生徒達は皆落ちこぼれであり、「E組のEはEndのE」と言われるほどで同じ学校内でも露骨に差別される存在です。

そんなE組の生徒たちを独自の教育理論を用いて誠心誠意の対応をしていき、時に熱血に時にコミカルに指導する様子が素晴らしく先生らしいのです。

隙があれば生徒たちは容赦なく命を狙ってきますが、そんな生徒たちを赤子の手をひねるが如くあしらっていく飄々としたキャラクター性も殺せんせーの魅力の1つです。

生徒想いで人間離れしていて「ヌルフフフ」と笑って謎ばかりで…それでいてちょっとスケベで抜けている所もあるのが殺せんせーの魅力ですね。

魅力その2:バラエティ豊かな登場人物が織りなす成長物語

殺せんせーが作品の中心的立場にいますが、彼の授業を受けて成長し、また命を狙う暗殺者でもある生徒たちもある意味では主役。
3年E組の生徒、潮田渚が主人公的な立ち位置で物語は展開しますが、彼と仲が良い少女茅野カエデ、渚の親友的ポジションの赤羽業らも物語に絡むことが多く重要人物と言えます。

他にも個性豊かたな生徒たちが物語に刺激を与えてくれますが、教師として彼らを指導するのは殺せんせーだけではありません。
防衛省から派遣された烏間やハニートラップを用いて暗殺を成功させてきた美女イリーナ・イェラビッチと言った面々も教師として3年E組と関わり、生徒たちには大きな影響を与えていきます。

落ちこぼれと言われた3年E組の生徒たちが「暗殺」するための訓練を積んで次第に自信を深めて行き、更に殺せんせーの指導で学業面も向上していく様子はある種のサクセスストーリーのようで面白いです。

先生と生徒、暗殺対象と暗殺者と言う一種異様な関係ですが、様々な出来事を乗り越えて信頼できる関係になっていくのも「学園モノ」として非常によく出来た作品と言えるでしょう。

魅力その3:冴え渡るギャグとシリアス展開の絶妙なバランス

今まで色々と書いてきましたが、基本的なノリはギャグテイストなのであまり難しく考えずに楽しく読めるのが「暗殺教室」という作品。

殺せんせーの謎に迫った話や生徒たちが成長するシリアスな展開も面白いですが、時事ネタ・パロディネタなども交えた切れ味鋭いギャグが笑える作品であり、その点が「暗殺教室」の最大の魅力と言えるかもしれません。

殺せんせーという人外のスペックを持つ怪物はかなり人間らしい所が多く、怪物的能力と人間っぽさのアンバランスさが面白いのです。

放送中のアニメも、原作漫画も目が離せない「暗殺教室」。殺せんせーの正体は何なのか?物語がどのように完結するのか?まだまだ「暗殺教室」の世界観を楽しんでいたいですが、その終わり方も今から楽しみになってしまいますね。

エムキャス