【艦これ考察】アニメ3話で如月が轟沈する意味は何だったのか

アニメ「艦これ」にて第3話で睦月型の艦娘・如月を轟沈(それも、直前でフラグを多く立てた状態で)させることに対し、どのような意味があるのか、いくつかの項目から考えてみます。 轟沈というのは視聴者(多くは艦これをやっている『提督』)にとって、人間で言う『死』と同じ意味を持ちます。それをあえて第3話に持ってきた理由等を考察していきます。

実際に「戦争」をしているという実感のため

まず、第1に考えることはこの物語が深海凄艦と戦争(つまり殺し合い)をしている事を1クールのはじめのあたりで視聴者に対して認識させることで、物語として「締り」を持たせるという目的のためです。

この場合、吹雪やほかの艦娘たちの行動もそれについていくこととなり、ひいては全体的に彼女たちの行動に意味をもたせることとなるために、今後の物語に含みを持たせることもできます。

吹雪(主人公)の成長に必要なイベントとして

基本的に人は大きなトラブルや事件によって成長します。
それが大きくまた悲しい(辛い)事件であればあるほど顕著に現れます。

アニメ「艦これ」で吹雪は実戦経験がないルーキー的な存在で登場しました。
そのため、大きく成長させることには物語の流れ(起承転結的な)にも大きくかかわってきます。というよりも、それが主体となって動くでしょう。

また、1クール間にできればもう一度成長する場面を作りたいとすれば、3~4話あたり、それもできるだけ早くに壁やもしくは悲劇的なものに当たる必要があります。

如月の轟沈についてはその第1弾として用意されたものと考えられます。

ゲーム上で語れなかった部分の補完

視聴者の多くがゲームを実際にプレイしている提督です。

ゲームでは艦娘の出生や解体後のことなどあまり詳しく書かれていない部分がありますが、そういった部分はWEB上での取り扱い説明書や公式でのファンブック、小説などのメディアで語られることが多くなります。

しかし各種媒体により表現が違ってくることもあり、公式なファンブックにおいてもニュアンスの違いなどで難しい場合があります。

また、これらのものはWEBでの公開物以外は『購入者』にしか知られないこととなります。ゲームのプレイヤーの大多数は無課金プレイヤー…と言うことでお金をかけていない方が多くなります。

そういったことを考えると、TVという大衆物、つまり基本的には無料で見られる(TVの購入代金などは考えず)もので説明をすることで、既存プレイヤーと今後ゲームをプレイする人にイメージさせやすくする効果があります。

ましてや、轟沈という一番インパクトがある部分での説明です。『なるほど』と思わせることができれば、その後のプレイヤーの増減やアニメ自体の視聴率も上がると考えられます。

以上、3点による理由(もしくはいずれかの1つ)により如月を3話にて轟沈させた、と考えられます。

3点について共通して言えることは、視聴者に対し物語の進行、もしくはゲームでは見えない部分を表示説明することが目的と考えられます。

エムキャス