打ち切りになったアニメはコレ!ドン・ドラキュラ、ガンダム、ドラえもん、ルパン三世も実は打ち切りされてた

玩具が売れないなどスポンサー様の都合が関係するケース、アニメそのものが放送倫理的にマズいケースなどなど、打ち切りになるパターンは色々あります。 ちゃんと完結した(ように見える)作品はまだ良いのですが、いきなり終了を迎えるパターンはあまりにも悲惨です。 理由は様々ですが、ここでは打ち切りになったアニメをまとめてみました。

今に続く超人気シリーズ1作目は打ち切られていた?「機動戦士ガンダム」

1979年放送アニメ「機動戦士ガンダム」。

今でこそ大人気シリーズとして知られるガンダムですが、その第一作目である「機動戦士ガンダム」は実は予定されていた終わり方をした作品ではありませんでした。

初回放送時から視聴率は振るわず、玩具など関連商品の売れ行きもイマイチ。
商業面もパッとしなかったために本来は全52話で完結の予定が43話となって終了。

ですが番組が終了を迎える直前になり人気が出始め、再放送、再々放送と繰り返されるうちにとんでもない人気となり…。

あの終わらせ方をしかたらこそ伝説となり、今に続くシリーズになったのかもしれませんね。

存在を知らない人も多い、闇に葬られた「日本テレビ版ドラえもん」

リアルタイムで観ていた人ですら記憶の中から消えていそうな、歴史から抹消された方の「日本テレビ版ドラえもん」。
「ドラえもん」といえばテレビ朝日で現在も放送していますが、1979年にテレビ朝日版が放送する前の1973年に放送していたのがこれ。

キャスト、内容もテレビ朝日版とは大幅に異なっており放送したのはわずか半年。

序盤こそ視聴率で苦戦するもののその後調子を上げて人気となりましたが、本来は継続して放送されるはずがアニメ制作会社、日本テレビ動画の社長が当然失踪するなどドタバタを繰り広げて結局はアニメ制作会社そのものが消滅という形で打ち切りになりました。

一応、ちゃんと話を〆る最終回が存在するので打ち切りアニメの中ではまだマシな方な感じもします。

日本で最も放送期間が短かったTVアニメ、「ドン・ドラキュラ」

手塚治虫原作、おそらく連続モノとしては日本で最も短い生涯であったのがこの「ドン・ドラキュラ」。

テレビ東京系で放送され、放送回数たったの4回。
地方局などでは8回ほど放送されたと言われていますが、その短さは広告代理店が倒産してしまい続けられなくなったため。

このドン・ドラキュラ伯爵、同じく手塚治虫の漫画である「ブラック・ジャック」にも出てくるのでアニメよりも「ブラック・ジャック」客演時の方が絶対に有名だと思います。

あの「ルパン三世」も打ち切られています

1971年放送、第1期にあたる初代「ルパン三世」は初回放送から当時としては衝撃的な、6%という抜群に低い視聴率を記録しました。

ハードボイルドな大人向けアニメとして制作された初代「ルパン三世」は子どもに相応しくないような雰囲気、内容であったために敬遠する親も多く視聴率はその後もガタガタ。

現在の価値観で観てみるとそこまで大人向けという感じでもないんですが、1970年代初頭ですから今とは全く状況も違うワケで…。

途中でテコ入れしてファミリー路線に舵を取りますが、結局視聴率は劇的に回復することはなく23話で打ち切りとなりました。


…が、再放送されるうちに人気は高まっていく中で「ルパン三世」は新たに制作され、そちらの俗称新ルパン三世で現在の「ルパン三世」像は完成したと言ってもいいでしょう。

ワクワクのOPテーマから衝撃的なラスト、「超攻速ガルビオン」

OPアニメーションはよく動いていてロボットアニメとしては合格点ですが、O本編の作画は低調、案の定打ち切りとなった「超攻速ガルビオン」。

メインスポンサーであった玩具会社、タカトクトイスは当時色々なロボットアニメのスポンサーをしていましたがそのほとんどの売上が芳しくなく窮地に。

そこに来てトドメの一撃とばかりに「超攻速ガルビオン」が盛大にコケたために本作は22話で急遽打ち切り。
止め絵とその後のあらすじをナレーションで〆るという力技で強引にまとめますが、実はその後はOVAで完結編を作る予定はあったとか。

しかし、本作のみならずJ9シリーズなどを制作してきたアニメ制作会社、国際映画社も倒産。結局は未完のまま終わった伝説の打ち切りアニメの1つです。

…ちなみに、同時期に国際映画社が制作していた「ふたり鷹」というレースアニメも途中で打ち切り、このアニメの打ち切りと同時に倒産した国際映画社です。

なぜそこで打ち切った!?「ダイの大冒険」

「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」は週刊少年ジャンプで連載していた同名漫画をアニメ化した作品であり、人気RPG「ドラゴンクエスト」をテーマに作られた名作なのですが…物語が盛り上がってくる凄い良いところで唐突に終わるというファンからしたら最悪の打ち切られ方をします。

それもこれもすべて大人の事情。
視聴率もなかなか良く関連商品の売上も上々であったのですが、その放送枠にバラエティ番組をねじ込みたいがためにその煽りをくらって本作は打ち切りと噂されています。

その後、続編を制作されることもなく…是非続編作って頂きたい作品です。

その打ち切り理由はなんなんだ!?「R.O.D -THE TV-」

フジテレビの地上波深夜で放送された「R.O.D -THE TV-」。
序盤はゆるやかな雰囲気が特徴的な能力アニメですが、中盤~終盤の展開はシリアスそのものでなかなか重々しいです。
CSで先行放送されており、地上波ではその1ヶ月くらい後に放送されるという形でアニメは放送されていました。

全26話の放送予定でしたが、何を思ったのかフジテレビは地上波放送だけを20話で打ち切り。
物語的にまさに佳境。息もつかせぬシーンの連続なのにそこで放送は終了です。

「当初は全話放送の予定だったが、スポーツ中継の延長や放送機器の保守点検などのため、放送時間が確保できなくなってしまった」

という公式回答がフジテレビから出されていますが、そんなことは知ったこっちゃないとファンは当然激怒。

CSでは予定通り全26話を放送してアニメは終了。
ちなみに本作以外にも理由は様々ですが打ち切られた作品はフジテレビでは多く、この前後からフジの深夜アニメはそういった風潮が生まれました(笑)

打ち切り後に映画やOVA、または新しい形で再アニメ化などで完結すればまぁ良いんですが、特に何事も無かったかのように扱われるパターンはファンにはキツいですね。

一度打ち切られてしまうと最アニメするには原作がよっぽど人気でないと難しく…「なんであの時ちゃんとやっておかなかったのか」という声がそこかしこで聞こえてきます。

悲劇的な扱いをされることも多い、打ち切りアニメでした。

エムキャス