綾波レイの魅力や特徴まとめ!薄幸のヒロイン【新世紀エヴァンゲリオン】

日本アニメ史上トップクラスのヒット作となったTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」はアニメファンならば知らない人はいないであろう大人気作。 作品内容は全ての年齢を対象としたモノでないにも関わらず、主題歌の「残酷な天使のテーゼ」と合わせて、一般層にまでその名を知られた稀有な作品です。 そんなエヴァのヒロインとして登場し、もう1人のヒロインであるアスカ・ラングレーと人気を二分するのが色白美少女、綾波レイ。 それまでにないミステリアスな出で立ちと雰囲気で世のアニメファンをたちまち魅了してしまった彼女の魅力、特徴についてまとめました。

透明感のある薄幸の美少女

主人公の碇シンジと同じく、襲い来る「使徒」と呼ばれる怪物に対抗するために作られた汎用人型決戦兵器・エヴァンゲリオンに乗り込むパイロットの1人である綾波レイ。

シンジと同じ中学校に通ってはいますが、友人もいないレイはいつも1人。
必要がなければ全く喋らず、表情すら変える事のないレイはまるで感情のないロボットのようですが、何を考えているのかわからない上に正体不明であり、徐々にその素性が明らかになっていく所が綾波レイの魅力の1つと言えるでしょう。

TV版で初めて登場した時は全身包帯まみれの傷だらけで、およそヒロインらしくない衝撃的な登場となりましたが、どこを切り取っても人間らしくない綾波が少しづつ人間らしさを見せていく演出に心を射抜かれた人も多いです。

TV版や新劇場版ではやや描かれ方が変わっていますが、新劇場版のほうはかなり人間らしい綾波レイを堪能することができます。

「新世紀エヴァンゲリオン」の鍵となる重要キャラ

襲い来る「使徒」や「人類補完計画」など、劇中で様々な謎が提示された「新世紀エヴァンゲリオン」ではわからない事が多いのですが、そんな謎の1つとなっているのが綾波レイの存在そのもの。

TV版では第16使徒アルミサエルとの戦いで綾波レイは自身が搭乗するエヴァンゲリオン零号機と共に自爆しており確実に死んだはず…なのですが、その直後に怪我も何も負っていない状態で出てきた事で視聴者は大いに驚く事になります。

そして飛び出す「多分私は3人目だと思うから」発言。

3人目というのはその通り3人目の綾波レイの肉体ということであり、これ以外にも「魂」が入っていない大量のクローン綾波が存在していました。

綾波レイは主人公・碇シンジの母親である碇ユイの存在が大きく関係していますが、碇ユイと綾波レイの2人は「新世紀エヴァンゲリオン」における最大のキーパーソンにして全ての発端とも言える存在でしょう。

プラグスーツ姿が妙にエロい

どの女性キャラもエヴァンゲリオンに登場するために着る(着なくても操縦に支障はないようですが)プラグスーツ姿となると身体のラインが出て異様に艶かしくなりますが、プラグスーツ姿が最も映えると言うか、絶妙のマッチングだと思われるのがこの綾波レイ。

もう1人のヒロイン、アスカ・ラングレーが活発な少女という雰囲気なのに対してどこまでも控えめで物静かなレイですが、プラグスーツ姿となって線の細さが強調されることでより控えめなイメージが出てきます。

ただ身体のラインがハッキリとするプラグスーツですから、出る所はしっかり出ていて、そこには中学生らしからぬ色気があるように感じられます。

林原めぐみさんの演技も人気の一因に!

無口、無表情、無関心な綾波レイは他人と喋るシーン自体がそれほど多くはないのですが、そんなキャラクターを演じたのが超人気声優の林原めぐみさん。

それまで演じていた林原めぐみさんのキャラクター(1995年以前)と言えば明るい少女役が多かったのですが、綾波レイはそんなキャラクターとは正反対とも言える無口キャラです。

ただ、そんな無口な綾波が放つ印象的な一言や毅然とした態度を見せるシーンなどは林原めぐみさんの声優としての上手さが出ていたと言えます。

第6話で描かれるヤシマ作戦では、作戦を前にした碇シンジへ向けた「あなたは死なないわ、私が守るもの」のシーンや、新劇場版での「碇君がもうエヴァに乗らなくてもいいようにする」と決然と特攻をしかけるシーンなど、大事な場面での一言はもの凄く重みがあり、強い母性を感じさせます。

綾波レイの元になった碇ユイも林原めぐみさんが演じていますが、両キャラクター共に根幹にあるのは母性…という感じですね。

量産される綾波系

「新世紀エヴァンゲリオン」という作品がアニメ業界に与えた影響は尋常じゃないくらいに大きく、「エヴァは社会現象」とも言うべき大ヒット作になりましたが、その人気を支える一因ともなった綾波レイ。

彼女のキャラクターそのもののが大ヒットした事で、後に「綾波系」と呼ばれる無口・無表情がウリのショートカットヘアーをしたキャラクターが何人も生み出される事になります。

代表的キャラクターといえば「涼宮ハルヒの憂鬱」に登場する長門有希が挙げられることが多いですが、彼女もミステリアスで物静かで綾波以上に無表情でしたが、周りの人間と接するうちに人間らしさが芽生えた事で大人気キャラクターとなりました。

「綾波系」というジャンルができた事そのものがスゴイ事なのですが、綾波レイのエッセンスを受け継いだキャラクター達もほとんどが人気となっているのがまたスゴイです。

綾波レイと言うキャラクターが生み出された事は日本アニメ史に残るぐらいに偉大で、歴史的な事件であったのかもしれませんね。

TVアニメとして放送されたのは今から20年も前の1995年からですが、未だに根強い人気を誇るヒロイン・綾波レイ。

新劇場版で再び人気となった側面は勿論ありますが、それ抜きに彼女をインスパイアしたキャラクターの数や人気となっている現実を鑑みても、どれだけ綾波レイというキャラクターが魅力に溢れていたかを推し量る事ができます。

これからも廃れずに生み出されていくであろう「綾波系」の始祖である、綾波レイの魅力・特徴まとめでした。

エムキャス