漫画アニメ原作の実写ドラマ・映画5選!再現度が高いヒット作!

10数年前にくらべて遥かにその数を増している漫画・アニメの実写ドラマ化。 そんな中、歴史を紐解いてみると素晴らしい実写化作品が存在しています。 ここでは、大成功を収めた漫画原作の実写ドラマ・映画を5作ご紹介します。

JIN 仁

現代に生きる脳外科医・南方仁が不思議な現象により江戸時代末期にタイムスリップした事で始まる時代劇風医療ドラマ「JIN-仁-」。

村上もとか先生が手がけた同名の漫画「JIN-仁-」のTVドラマ化であり、作品の設定や結末など原作と異なる点もかなり多いです。

実写化すると細部の設定が変わる作品は多く、そこで原作ファンからの反発が出ることも多々あることなのですが、「JIN-仁-」に限っては見事な纏め方と魅せ方で絶賛されました。

主人公の南方仁を演じた大沢たかおさんをはじめとするキャストも抜群にハマっていて、味のある演技についつい引き込まれてしまいます。

時代劇と医療ドラマの2つの要素を併せ持つ「JIN-仁-」は平均視聴率20%を超えるなど、屈指の漫画原作ドラマとして今も高く評価されています。

ちなみに、あの宝塚歌劇団で舞台化もされていますがそちらも好評だったようで、実写化に恵まれた作品であったのは間違いないでしょう。

のだめカンタービレ

クラシック旋風を巻き起こした二ノ宮知子先生による「のだめカンタービレ」はドラマ化、映画化、アニメ化と次々に大成功を収めた音楽漫画。

音楽大学を舞台に描かれる青春群像劇であり、その物語の中心にいるのは上野樹里さんが演じたのだめこと野田恵と玉木宏さんが演じた千秋真一。

漫画ならではのコミカルな表現を避けることなく、忠実に実写化したことで原作ファンからの評価も高く、また各キャストもやりすぎなくらいに原作チックになっている事が逆に面白いのです。

全編を通してクラシック音楽が満載の「のだめカンタービレ」はクラシック音楽ファンでなくても興味を持たせてしまうほどに効果的な使い方をしていました。

実写化したことで可能となった迫力あふれる音楽でクラシックの魅力を十二分に引き出しており、これぞ実写化の真骨頂というべき演出であったと言えるでしょう。

DEATH NOTE

邦画史上初の前・後編による構成で映画公開され、社会現象というべき大ヒットを記録した「DEATH NOTE」。

元の漫画版「DEATH NOTE」が既に大ヒット作品でしたが、実写映画化したことで一般層をも巻き込んでの一大傑作として知られるようになりました。

理想の世界を作るためにデスノートの力を振りかざす藤原竜也さん演じる夜神月(やがみ らいと)と松山ケンイチさん演じる探偵・Lとの頭脳戦・心理戦が最大の見所であり、手に汗握る展開は結果を知っていたとしても思わず見入ってしまうほど。

物語そのものが類を見ない程に面白いと言う事もありますが、実写化した事で増幅した緊迫感は他の漫画原作ドラマ・映画ではなかなか味わえない要素と言えるでしょう。

2015年7月より日本テレビ系でドラマ化と報道がありましたが、映画版に負けないほどの出来となるのでしょうか?

テルマエ・ロマエ

所謂タイムスリップものである「テルマエ・ロマエ」も大ヒットを記録した漫画原作の実写映画。

古代ローマ人で主人公のルシウスを演じるのは純日本人の俳優・阿部寛さんですが、阿部寛さんの顔の濃さならばローマ人と言われても納得してしまうだけの説得力はありますね。

それだけでなく、古代ローマ人を演じるのは外国人ではなく皆が濃い顔をした日本人俳優となっており、そのチョイスだけでも笑えてしまう作品です。

全体的にコメディタッチで、気楽に鑑賞できる作品ではありますが、そこに絡んでくる歴史的な出来事などもあって、ただ笑えるだけではないのが魅力と言えます。

超大作!という感じではないですが、アイディアとストーリー次第ではこのような形での映像化も可能だということがよくわかる実写映画でした。

孤独のグルメ

今まで紹介してきたドラマ・映画のような爆発的なヒットではありませんが、密かなファンが多く大成功した実写化と言えるのが「孤独のグルメ」。

他の作品には明確なストーリー性がありましたが、「孤独のグルメ」は原作漫画からしてさしたるストーリーはありません。

中年サラリーマンの井之頭五郎がぶらっと寄った定食屋などで飯を食べるだけ…という物語なのですがこれが深夜帯に放送されると大ウケ、第4期まで制作されたばかりか中国版も制作されるなど国境をまたいでのヒットとなりました。

原作漫画は全1巻ながら一部ファンには熱烈に愛されるなどカルト的な人気となっていましたが、漫画の気風をそのまま持ってきたかのような実写化には絶賛の嵐でした。

楽しみ方がとても限定的なのでアニメ化するのはまず無理な作品でしたが、こうやって見事にドラマ化したテレビ東京の手腕には恐れ入ります。

実写化と言うと悪いイメージが先行することもありますが、時に漫画以上のリアリティと見応えを伴った作品に昇華する事もあるので端からダメと決めつける事もできません。

ただ、やはり思うのはある程度現実的な物語でないと実写化はしずらいのではないか、ということですね。

派手に動く3DCGをこれでもかと多用しても自由度がもっと高いアニメの表現や演出に勝つことは容易ではないですし、そもそもそのCGが中途半端でお粗末になる事も多いです。

生身の人間が演じる事で生じるリアリティに実写化の良さがあるのは間違いないでしょうし、製作者様には是非とも無理のない作品をチョイスしての実写化をお願いしたいものですね。

エムキャス