「プラスティック・メモリーズ」の設定がガバメモ?謎部分の多いSFラブコメの行方は

「プラスティック・メモリーズ」は「ギフティア」と呼称されるアンドロイドが当たり前のように存在する近未来を舞台にしたSFラブコメディ。 物語の中心となるのは主人公の青年・水柿ツカサとギフティアの少女・アイラの恋愛模様。 「ギフティア」の存在は謎だらけでよくわからないのですが、SF面でリアリティを漂わせる作品にしてはどこかガバガバな世界観でツッコミどころも多く…。 一部ファンからは「ガバメモ」などとも呼ばれる「プラメモ」の謎をまとめました。

ギフティアとは一体なんなのか?

この画像の中でギフティアと明言されているのは左端のアイラと右端のザック。

見てわかる通り、人間とほとんど同じ外見をしたギフティアと人間を見分けるのはとても難しく、また内面的にも変わりはありません。

ただ、これらギフティアには例外なく約9年の寿命が設定されているため、寿命が近くなると製造業者によって回収されてしまいます。

何故9年間という中途半端な年月なのか、それを過ぎた途端に問題が発生するという余裕の無さが商品設計として謎です。

物語の中心となるのはギフティアを製造する大企業SAI社にコネ入社することになった18歳の青年・水柿ツカサと寿命が近づいたギフティアを回収するSAI社ターミナルサービス部門で働くギフティアの少女・アイラ。

アイラに一目惚れしたツカサが色々とアプローチをして徐々にその距離を縮めていくのが作品の見所となるのですが、アイラの寿命は残り時間が限られていて…?

ギフティアが開発された際には当然こうした人間とギフティアとの恋愛関係について問題視がされたはずですが、そこのあたりの発売当初については話題になっていません。

なぜギフティアが暴走する必要が?

81920時間の稼働時間を超えると人格や記憶が崩壊する…と説明されていたギフティア。

夢遊病患者のようになるのかと思いきや、なぜか肉体のリミッターが外れて暴走状態に陥り、その状態は「ワンダラー」と呼ばれます。

ワンダラー化したギフティアは超人的な動きを可能にし、一般人の手に負える存在ではなくなるのですが、なぜこのような危険な機能を持たせたのでしょうか。

こんな危ない商品を売っているSAI社も謎ですが、そんな危険性を孕んだギフティアを当たり前のように使っているあの世界の人々も謎です。

他にも約9年と寿命を限定した事や、耐用期間を終えると記憶を消去しなくてはならない事などの理由付けがされていないのですが、そこが明かされる時は来るのでしょうか…?

SAI社の回収の不手際が目立つ

謎と言えばギフティアを製造する大企業SAI社。

高性能過ぎる人型ロボット・ギフティアを世に送り出している事からかなりの技術を持ってるのは間違いありません。

しかしギフティア回収の面では謎が多いです。

顧客にはギフティア購入時に「寿命がきたらおとなしく引き渡す」という旨の同意書を取っています。

しかし作中ではなかなか引き渡してくれない購入者や、ギフティアと一緒になって逃げ出す人まで出てきました。

そのままにしておくと暴走してしまうので双方共にとても危険です。

他の回収部門と違い、第一ターミナルサービス課は購入者の心のケアを行いつつ納得させてギフティアと別れさせる仕事をモットーとしているので一件あたりの回収に時間がかかり、他の課の5倍のコストがかかっているそうですが、いつもいつも期限ギリギリになってしまうのは問題です。

アイラ曰く「ワンダラー化は珍しい」そうなので、世間的には余り知られていない事実らしいのですが、これはギフティアの欠陥を隠蔽しているのではと考えてしまう方もいるのではないでしょうか。

マフィアにもギフティアを貸し出す

一時的にコンビを組んだアイラとカヅキはマフィアのボスに貸し出した女性型ギフティアの回収に向かいます。

この女性型ギフティアには長年ボディーガードをしてもらっていたそうですが、ということは場合によっては人を殺傷した可能性も…?

ロボット工学三原則はまず無視していそうなギフティアですが、そもそも人権面などが配慮されているギフティアはロボットと言うよりは人間的扱いなのでしょうか。

そうした些細な面は置いておいて、このエピソードの最大の問題はギフティアをマフィアに貸し出した、という事実。

マフィアに公然とリースするのはこの世界的にはOKなんでしょうかね?

足腰が弱って動けなくなったお爺さんの身の回りの世話…ぐらいならまぁギリギリ許容範囲と言えなくもないのですが、ボディーガードとはまた直球の使用用途でした。

職場で愛の告白

ついにツカサの想いに応えたアイラ。

涙ながらに告白する感動のシーン…なのですが、なぜか職場で、しかも就業時間にその想いをぶちまけます。

ようやく結ばれたツカサとアイラに職員たちは祝福の嵐、なかなか自由な職場です。

職場でこんな展開になって大喜びする人たちだからこそ、他のギフティア回収部門とは違ってギフティア購入者の心を想いやった回収ができているのかもしれませんね。

ガバガバ設定に好意的な見方も?

多数派ではありませんが、そのガバガバ設定を楽しむファンも存在するようです。

とは言え、多くのアニメファンは設定の粗が目に付いているようで、そこが気になって仕方のないようです…が、そんな所もまた魅力になってると言えるのでしょうか。

「SFというよりはラブコメとして観て欲しい」というニュアンスで製作陣は語っていましたが、根幹となる設定部分が謎すぎるので恋愛パートにいまいち感情移入できない面はあります。

第1話とは予想外の方向に走りだした物語に困惑するアニメファンはおり、これからどのように物語を纏めていくのか気になる所です。

エムキャス