バキの名シーンまとめ。格闘家達の命を賭けた戦い

東京ドームの地下で極秘に行われている格闘技の最年少チャンピオン範馬刃牙を主人公とする「バキ」。 刃牙や、地上最強の生物とさえ謳われる刃牙の父親である勇次郎を始めとする様々な格闘家の壮絶な死闘が描かれるこの「バキ」には、多くの名シーンが存在します。 父親を超えることだけを目標として腕を磨いている刃牙の成長物語としても楽しめますが、次々と登場する常軌を逸っした格闘家たちの、命を懸けた戦いは読者をうならせています。

1.刃牙を精神的に成長させてくれた戦士

最大トーナメントの三回戦で刃牙と戦った、元地下闘技場戦士の猪狩完至はプロレス界二大巨頭の一人です。

「人間力」を駆使した心理戦で刃牙を窮地に追い込みました。勝利に対する執着心は刃牙が精神的に大きく成長するきっかけともなりました。

2.巨大カマキリとの死闘

刃牙のトレーニング方法はかなり独創的なものです。あらゆる格闘技からヒントを得て自己流の武術を編み出した刃牙は、それに磨きをかけるように数々の命に関わるトレーニングをこなします。

イメージトレーニングも重要視していて、ときには体重100㎏もある巨大なカマキリをイメージして、その戦闘を思い描くだけでなく、空想で殴られただけで血が流れるような本格的なイメージトレーニングをしました。

3.史上最強の親子げんか

普段、命知らずの格闘家たちと死闘を繰り広げている刃牙と勇次郎の親子ですが、たまには親子げんかもあります。

それもコーヒーが不味いといった些細な理由からで、軍が出動してしまうような史上最強の親子げんかが始まってしまうのですから、見ている方は試合以上にハラハラするのではないでしょうか。

二人とも単に喧嘩がしたいだけのように見えますが…。

4.愚地克巳が技を捧げた相手

愚地克巳は、義理父の愚地独歩に「空手を完成させた」とまで言わせた天才空手家です。身長は185センチを超え、体重115キロの身体で、100mを10秒台で走り、300キロのベンチブレスをこなします。

しかし対花山薫戦にて、あまりにも強く、あまりにも漢らしいその戦いぶりに心を打たれ、自身が隠していた苦戦の末磨き上げた技、音速拳を花山薫にささげます。

二人の漢の拳を通した生き様の対話に、多くの男読者が感銘を受けた名シーンです。

5.人間的な感情はハチミツ

刃牙が格闘の試合に人間的な友情や愛情を持ちだした時、父の範馬勇次郎がその甘さを「上等な料理にハチミツをブチまけるがごとき思想」と言って真っ向から否定。

生死を賭けた試合に余計な感情は入れるべきではないという思想を貫いていました。

戦いに対する認識が根本的に違うことを見せつけるシーンです。

生死を賭けたすさまじい試合が、息を持つかせぬ勢いで繰り広げられます。戦士でもある格闘家たちは体や技を鍛えるだけではなく、精神的にも強くならなければならないとそれがそのまま敗北に繋がってしまうという、厳しい世界です。

しかし、「バキ」はただの格闘マンガではありません。笑えるのです。

各所に笑いの要素が散りばめられていて、ふざけているかのようなキャラクターの行動や言動が、読む側を飽きさせないスパイスになっています。そしてそのスパイスに魅せられた方がファンとなっていくのです。

エムキャス